いわゆる装飾付チェロ。このチェロ、
2004年啄木賢治青春館(8月28日)と
盛岡市民文化大ホール(9月5日)にて
マーティン・ストーリー(現BBCスコットランド交響楽団首席チェリスト)によるBach無伴奏チェロ組曲で初御披露目。
パフリング象嵌は「象牙」ではなく今回「白蝶貝」を使用。丸と菱形の貝、約840個を二重パフリングの間に埋め込んであります。
その後、横板部分に3か月ほどかけバチカン・システーナ礼拝堂の天井画(ミケランジェロ)から6つの場面を模写。完成したのがこのチェロです。
マーチン・ストーリー氏ほか、仙台でマイスキー氏。その後、数年間、東京シティフィル首席の長明氏が使用。このチェロ「題名のない音楽会」に登場したこともありました。
このチェロ完成までの詳しいプロセスを
ブログにアップしてあります、ご興味ある方はご覧下さるとさいわいです。